非正規雇用で働く事情

結婚や出産を機に看護師の仕事を辞める人や夜勤があるような働き方を辞める人も多くいます。看護師の仕事は肉体的にも精神的にもとてもハードなので、独身で若ければまだしも、家庭があってましてや子どももいるという状況で同じようには働くことは出来ません。ですので、そうした人は時短勤務にしたり、非正規雇用、アルバイトやパートとして働く選択肢もあります。非正規雇用で働くメリットとしては、自分である程度どのくらい仕事をするかを調節出来ることです。特に扶養内で働きたい、となれば、看護師は時給もいいので少し働くだけであっという間に規定の年収を超えます。そうなれば扶養内には収まらないので、週3日5時間勤務くらいが限度になってくるのだと思います。そのくらいであれば家庭との両立も現実的なものになってくるのではないでしょうか。デメリットとしては、福利厚生が弱いので正規雇用で受けることが出来る福利厚生を受けられるとは限りません。そこは病院によって違うので確かめてみるべきです。特に子どもがいれば、託児所つきの病院ってどうなの、と思うかもしれません。そこにも利用できる順番があって、医師、看護師の子どもが優先されますが、非正規雇用だとどうなるのかはこれも病院によって違います。また、なるべき現場での感覚を忘れずバリバリ働きたい、と思う人は非正規雇用だと物足りなく感じることがあると思います。自分に合った働き方を探せればいいですね。